こだわり外構工事施工例: オリジナリティ溢れるこだわりの外構工事! 是非、ご覧下さい!!

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渾身の表札とアプローチ!

天童市Y様邸 一期・二期工事

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こちらの物件は2度目のお客様。一期工事で境界ブロックや木樹脂フェンス、テラスその下にはサークルと東南の隅に扇形の花壇や玄関脇には手塗り門柱にオリジナル表札とぶどうをモチーフにしたアイアン等、とにかく限界まで予算を切り詰めながらこだわった現場。
特にオリジナル表札は苦労して考え出した渾身の力作・・・。

Photoそして今回の2期工事は駐車場の土間コンクリートを解体し作り直す工事と、アプローチの工事の依頼。大まかな図面はすでに完了しているが、何しろ数年も前のデザインでは・・・。と思いきや、「あららら・・・なかなか良いんじゃない・・・。」と自画自賛!!
しかし、時の流れは多少なりともセンスを磨いているもの・・・。
先ずは駐車場とアプローチのライン。ハイセンスな上にこだわりを持っている方達だけに油断は禁物!!「このレンガライン当たり前すぎて面白くないかも・・・。」「そうだ!!レンガを割ったクラッシュレンガっていいかも・・・。」とは言うもののそもそも予算がたんね〜べ〜・・・。」っていつものパターン。「とほほほ・・・。でもここからでしょう!!」削れるところはアプローチと照明。「ここ天然石じゃなくレンガとかじゃダメ?・・・。」「あっ、たぶんうちの旦那ダメかも・・・。」「それじゃこのLEDの電気は?」「うちの旦那電気も大好きだからたぶんダメ!!」ってそんなに簡単に言いきられて「どうすんの〜・・・。」「おれも植木等のような無責任男だったら・・・。」とつくづく真面目過ぎる?自分を嘆く今日この頃でした。

Photoとにかく予算を下げる戦いは幕を下ろし。アプローチの一部を土間コンクリートで行かないと全く歯が立たない・・・。何気なく雑誌を見ていると「土間コンクリートにビー玉?・・・。あっいい〜!!まてよ、ビー玉じゃお年寄りが来たら何だか転びそうだし〜。雪かきすっどぎ引っかかっべずねえ〜・・・。」と思った瞬間ひらめいた!!「前の現場で残っている25mm角のタイルがあるじゃない!!色も玄関の紫にピッタリだ!!ほんでもってコンクリートに色付けってことだから・・・。良い感じ!!」「予算は少し足りないけど・・・。まっいいか!!」という事で何とかデザインは決まり着工。

最初は一台分のいい加減な既存駐車場の土間コンクリートの解体。今回は家側に土留を作り、駐車場の傾斜を無くし、門柱のブドウにちなんでブドウのリリーフと照明の工事。
駐車場は奥行きが3mと言う距離に30cmもの横傾斜がある為、とにかく危険。先ずは土間コンクリートの解体から着手。すると「何かが足りない・・・。「土間コンクリーの下に入れるはずの採石とメッシュは???」。これじゃまさに詐欺工事!!でも外から見れば同じ金額の工事になるから困りものです・・・。土間ハツリが終わり、新設の土留工事も終了・・・。となるはずが旦那さんのこだわり虫参上!!「やっぱり土留めのコーナーは丸みがなきゃかっこ悪いべ・・・。」って作っちゃったよ〜!!どうすんの?「う〜ん、じゃカッターで丸く削ってレンガか何か乗っけないと・・・。」
「レンガで良いんじゃない?と旦那さん・・・。」「あ!あれれっ!予算なかったんじゃあ〜・・・。?へ・そ・く・り?」という事で次はアプローチの階段と土間コンクリートのライン工事。

階段は車の軌道と数年前に行ったブロックのベース基礎の高さをも踏まえ設計しているが、技術的にはかなり高度。職人泣かせのデザインだが、もし完璧にできればかなり完成度が高い外構になること間違いなし!!奥さんも「これってかなり大変な工事なんじゃないですか?だって勾配を取りながら斜めに階段が出来るんですよね・・・。」「だいじょうぶだあ〜!!」とは言ったものの確かに工事中は神経を集中し、とにかく角度や流れを何度も何度も確認した。終わった所で奥さんの一言「あらっいいじゃない!!すご〜〜い、ドキドキしたけどすっごくいい!!!」と絶賛の声。大きな難所を無事1つクリアー。次は玄関正面の土間コンクリートスペース。縁石にレンガを敷いて見切りをつけるだけのはずが、またまた問題発生!!前にやった境界ブロック工事で予算を最小限にするためにブロックのベース基礎をギリギリまで高く取っていた。そのせいでレンガが5cmほど高くなってしまうことが判明。さらなる難所となってしまった。・・・。「あっそうだ!!自宅に使った同じレンガが少し残っていたなあ〜・・・。階段で良いや!!こっちの方がカッコイイ!!って自腹・・・。?とほほほほっ」いやはや何とも土の中は掘ってみないと何があるか分かりません。

Photo次はライン、中に入れるクラッシュレンガが発注寸前に「は・い・ば・ん・・・?」メーカーの商品入れ替えで廃番になっていることが判明し、大騒ぎ!!たまたま残っていた自社の在庫品で対応するも数が足りないことから、残った天然石を入れアクセントにして、数量をカバーする事に・・・。「ここまで来ると運がいいのか悪いのか?」ここで奥さんのまたまた前向き発言!!「あっいいね〜、やっぱり天然石が入ると全然豪華!!」「当然です!!とほほほほ・・・。」と心の声。ともあれようやく土間コンクリートの打設。今回はアプローチの一部にカラーリングを施し、階段横とアプローチの一部を、さらにかわいい系のタイルをランダムに散りばめて納める予定。

通常の土間工事を終え、初のカラクリートに挑戦!!工事が進むにつれ「なんだか・・・。妙にへ・ん?はあ〜、うっそ〜・・・。」仕上げに入った段階で、まさかの誤算?思っていた以上に色が出過ぎて、品格を邪魔してしまう。まるでどこかの工場の床の様でつるっつる・・・。これではせっかくのいい外構が水の泡。しかし確認したくても家の人が不在で誰もいない。そうこうしているうちにもコンクリートは固まってしまう・・・。「しょうがない!!」とばかりに腹を決め、結局一度打った土間コンクリートを3〜5cm程度削り、取りやめにした。翌日、事情を話し、再度打ち合わせする事に・・・。そして色は玄関に合わせ紫、混合練りタイプにすることで、テカリを抑えることにした。「まてよ、そうすると多分タイルが同化して見えなくなっかも・・・。」っとまたまたこだわり虫参上。「じゃ〜どうする・・・?」と旦那さん。結局同じ天然石を散りばめることに・・・。工事後「やっぱりこっちの方が全然いいみたい・・・。」これだけ喜んでもらえると、やっぱりやって正解でした。ともあれエクステリア工事に難問は付きものですが、仕上がりの良さとY邸様の人柄に感無量でした!!

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